災害に打ち勝つ安心の家造り

2009年7月防府市で歴史的な集中豪雨が発生しました。
右田地区では死者を出すほどの土砂崩れで全国的に報道されましたが・・・
同日、防府市牟礼地区でも大規模な土石流による被害がありました。
奇跡的に死者が出なかったので報道されませんでしたが、
画像のとおり土石流の凄まじさが分かると思います。
この土石流が直撃したのが弊社のお施主様のS様邸です。
画像に映っている車は当初家の西側に駐車してあったものが
土石流に押し流されて家の前まできました。

水が流れているのは敷地の中で水の流れてくる
奥は以前は雑木林でした。

この状況下で家が流れなかったのは、
基礎下に杭打ち工事をしていたおかげです。
写真の左側が敷地へと入る道路ですが、
道路からも土石流が流れていて現地への
侵入経路を経っていました。

道路から橋が架かり敷地へと入れるのですが、
橋の上には敷地内にあった木造倉庫が
無残にも破壊され流されています。
別角度から見てもS様邸に向け流れてきたのが分かります。

S様御一家が無事で安心しました。

当時の状況をS様は・・・

大きな音が外でするので、窓から外を見ると
車が流されていくのを見られとにかく裸足のまま
ご夫婦とまだ小さなお子様3人、愛犬1匹を
連れて裏庭に出て、そのまま敷地裏から
高台へ非難されたそうです。
結果的に家の中にそのまま留まった方が
安全だったねと今だから言える
笑い話も出てほっと一安心されています。
1階掃き出しサッシに別の木造倉庫が流され
直撃していますが、輸入サッシの強化ガラスが
良かったのか、ガラスが割れずに済みました。
また、サッシの機密性の良さで家の中にも
水の浸入はありませんでした。
掃き出しサッシの網戸には下から10cmくらいまで
泥水が来た跡が残っています。

土石流の勢いが衰えてくると更なる被害が発生です。
水の流れが、敷地の土を抉り車が傾いています。
この状況でも建物は岩盤まで到達している
杭打ち工事で、たとえ基礎下の土を流されても
家が傾くことはありません。
S様御一家総出で、これ以上敷地の土が流されないように
土のうや板で水の流れを防いでいます。
皆様お疲れ様でした。
S様邸から災害現場をたどって少し山手に行ってみました。
この度の土石流の凄まじさがわかります。
土石流がS様邸へまっすく流れたのがわかります。
写真中央がS様邸、外壁をめがけて流れています。
現在は復旧作業も終了し土石流に流されたお庭の土も
元通りになり子供たちも安心して遊んでいます。

この流木が直撃しなくて本当に良かったです。